サーキット走行を楽しむタイヤ選び!
サーキット走行をすると
タイムアップをするために、タイヤのグリップ性能は大切です!
だから、ハイグリップタイヤを履きたくなりますよね!
その気持ち分かります!

なので

ただ、サーキット走行にも色々な目的があると思うんです
私が参戦している

各タイヤメーカーの開発競争が激しく
どんどん新型タイヤが販売され
その都度タイヤテストを行い
レースで自分が履くタイヤを選ぶのです!

でも
皆が、レースに参戦するわけでもありませんし
レース参戦でも
スプリントと耐久レースとではタイヤ選びは異なります。
耐久レースだと、グリップ力と耐摩耗性のバランスが必要!
ましてや、サーキットのスポーツ走行を楽しむ目的であれば
タイムアタックだけが全てでは無いと思うんです!
確かに、タイムアップ・自分の成長は楽しいのですが
それと、マシンを操る楽しみは少し異なります

ヨーロッパのタイヤメーカーは
日本メーカーと少し違い
市販ラジアルタイヤにグリップ力だけを求めず
日常使いとスポーツ走行のバランスの両立を求めていますので
日本のサーキット走行では、あまり使用されていません。
そして、何よりハイグリップタイヤを履いても
その性能を使い切れないコトが多々あるんです!
グリップ力に頼り切り
マシンの動きが強引になったりして
せっかくのグリップ力も無くなっているなんて・・・
でも、やっぱりレースでは可能性に賭けて
ハイグリップを履きたくなります!
でも、今回

タイヤの性能!


ドライブし比べてみて
明らかにポテンザの方がグリップ力は高いのです
が
ミシュランは少し滑りながらも
コントロール性が高く、前に進む力が高い
マシンの動きと、路面の状況や限界が分かり易い
だからこその、安心感でアクセルを踏み込める!
そうなると、両者のタイム差が少ない♪
どちらかと言うと、ミシュランの方が
周回数を重ねても
自分のドライビングに伸び代を感じるような!
今回、ミシュランを履いたマシンは
ポテンザ側よりもサスペンションがソフトで
ブレーキも少し弱めの
どちらかと言うと、カリカリのサーキット向けよりも
一般道向けに近かった!
だからこそ
ハイグリップタイヤよりも
マシンとのマッチングが良かったんだと思う!
言うまでもなく、クルマはバランスが重要です!
ハイグリップタイヤを履くと
サスペンションをハードにしたくなり
当然ブレーキも強くしたくなり
どんどん、エスカレートしてしますんですが!
ノーマルに近い車両で楽しむんであれば
タイヤだけをハイグリップにするよりも
クルマとのバランスを考え
ドライビングを楽しめるコトがおススメ!
タイヤは一度履いてしまうと
摩耗するのに時間がかかりますので
コロコロ履き比べもできません!
ご自身の
目的やマシンの仕様
当然ドライビングスキルを元に
タイヤを選んでみましょう!
ちなみに
まるさんデモカーの現在のタイヤは

選んだ理由は、タイムアップより
乗り心地とコントロール性
次は、先日のレースでも好印象だし
土屋圭市さんも絶賛の
ミシュラン・パイロットCUP2を履く予定です!