初めての耐久レース参戦記①
「9時間耐久レースに出たいからマシン準備して!」と
お客様から5月にお声掛けを・・・
知ってはいました・・・レースの存在は
かなり興味もありましたKW9時間耐久レース
まずは、レースの下調べ~~マシン選び♪
レースの開催は「真夏の8月5日(日)に9時間!」
体験してなくても、想像はつきます灼熱であることは!
ドライバーにも、マシンにも、そしてピットクルーにも過酷!
9時間というコトは?交代ドライバーは何人???
サーキット走行の時間割では通常30分単位なので、30分以上の連続走行経験がほぼ無い!
自分の経験値では真夏は30分がギリギリの時間!
と考えて、その30分を3本走るとして6人のドライバーを抜擢
そんな6人のドライバーの力量と負担を考えるとマシンはFF
他の参加車両とのバランスも考え、素晴らしいベース車両!
元々サーキット走行もしていたマシンなので
そのマシンにレースに必要な対策を!
シートベルトのゴムは
ドライバー交代の際に、ベルトが行く不明にならないように!
耐久の知恵!
レースのマシンを見て、よくお客様に聞かれることが「エンジン触ってるの?チューニングしてるの?」ってコトです。
基本的なクルマ遊びの私の考えですが「ベース車両選びの基本はエンジンがノーマルで楽しめるコト!」なんです!エンジンに手を入れるのも楽しいですが、引き換えにリスクも高まります。
エンジンパワーに不満と運転技術向上のバランス
今回は耐久レースなので、ノーマルエンジンが強い!
というコトで、エンジンはノーマルのまま消耗品や樹脂パーツなど弱い部分を、9時間完走できるように新しいモノに交換して予防整備をします!
過剰整備と予防整備のバランスが悩まします・・・予算と
そして、経験したコトが無いのが
レース中の給油とタイヤ交換
給油は仕方ないとして、タイヤは選ぶ銘柄で交換頻度が変わる
ここで、経験値の無さが出てきます
色々と知り合いに聞いた結果
FF車では無交換作戦は無理との事で
フロントのみ交換で大丈夫なのではないか?
となると、タイヤホイールSETが必要になる・・・
そこで、お客様がお知り合いから中古タイヤホイールSETを譲り受けて下さって、そのタイヤもまだ使える状態だったこともあり、使用するタイヤは決定
これで、ほぼレース参戦マシンは完成に!
次回は、レース本場前の練習!