ロングライフ・エンジンオイルの考え方①
こんばんは
まるさん自動車 三尾 修です
エンジンオイルの交換時期について以前お話しました
ヨーロッパの自動車メーカーでは
「ロングライフ・エンジンオイル」が
主流になってきています。
ＶＷオイル
ＶＷ純正オイル
通常のエンジンオイルと交換サイクルが異なり
ロングライフエンジンオイルの交換サイクルは
２年または約２５，０００ｋｍ（クルマが必要とランプ・サイン表示時）
ヨーロッパ車のエンジンオイル交換距離の算出は
主に燃料の消費量で決まります。
（昔は、冷間での使用頻度や高回転での使用や走行距離から算出していました）
燃費の悪い乗り方をすれば２５，０００ｋｍまでに交換のサインがでます。
オイルは石油ですから
化石燃料の使用と廃棄物を減らす目的で
エンジンオイルのロングライフ化が進んでいます。
よく、ＢＭＷはクランクやコンロッドの精度が高いからとか
鋳造ではなく鍛造だらエンジンが焼付きにくい
だからオイル交換時期が長くても問題な
そんな話もあります。
Ｓ４５
ロングライフオイルを使用したＳエンジン
材質や製造法や精度確かに正しい答えです。
それに、ブローバイを減らしたりと
オイルの汚れにくいエンジン構造にもなり
オイルも専用に精製されたオイルを使用します。
ＰＡＯベースではなくジェットエンジン用のエステルベースのオイル
中身は、メーカーの考え？良心？で配合がかなり異なります。
ＢＭＷオイル
ＢＭＷ純正オイル
でも
本当に、メーカー指示通りで大丈夫なのか？
ここでは、ロングライフ・エンジンオイルを多面的な考え方してみます
化石燃料・廃棄物を減らす？
本当のエンジン内部の汚れ？
ディーラーは、なぜ？合間でのエンジンオイル交換を嫌がるのか？
次回は、細かく考え方の説明をしますネ